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『宇宙刑事イルネス』 

『宇宙刑事イルネス』

宇宙刑事イルネス
END

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[ 2008/04/26 20:10 ] モルグ | TB(0) | CM(2)

ナイキACG 『エアハーフドーム』 

沖縄在住の同志K-3氏が以前から気になっていたというナイキACG『エアハーフドーム』(AIR HARF DOME)をヤフオクでGETしました。

airharfdomeairharfdome02airharfdome03

1996年頃のアウトドアクロストレーニングモデルというやつです。古いモノにしては状態はまずまず。最大の特徴である履き口の砂埃の進入防止カバーはさすがにゴムがヘタっているのでゴムの交換、もしくはコードストッパーをつけて、ある程度手動で調節できるように改造しようかと。

(※ こういうやつで)

さて履き心地ですが、かなりタイトにできています。用途的にそういう設計なんだと思いますが、足とアッパーの密着感がスゴイ。素材が柔らかい革なのと、トゥ先端近くまであるシューレースでの締め付けも柔軟なので窮屈ではありません。

歩いてみて感じることは、少し蹴り足をカカトで持ち上げているような感覚があります。何時間も歩いてみたわけではありませんが、個人的には特に不快でもなく不都合もありません。気になる人はちょっとイヤかもしれません。
本来の用途を無視して街履きのファッションとしてなら通常のナイキサイズよりもさらに0.5cmUPくらいのほうがゆったりしていいと思います。

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[ 2008/04/25 14:07 ] スニーカー紹介 | TB(0) | CM(1)

藤原芳秀 『拳児』 

これまた懐かしいマンガを紹介。
少年サンデー育ちの伊藤(仮)としては外せない、藤原芳秀『拳児』です。



いつもどおり何か名言でも・・・と思ったけど、主人公自身には特に心に残る発言はありません。
というのも主人公が未完成ながらも「素直で真面目な優等生タイプ」という王道を往くため、良くも悪くも際だった個性はあまりなく、自然と彼を指導する立場のサブキャラたちも模範的な人格者ばかり。
敵対するキャラクターも「本当の悪人(DBでいうならフリーザ)」か「仲間になる奴(ピッコロ)」のどちらか、という非常にわかりやすい図式。
そうするとたいがいの印象深いセリフはよりキャラの濃い師匠や悪人にもっていかれてしまうワケで。


格闘技ブームを経て今でこそ格闘マンガは無駄に氾濫してますが、ブーム以前にこんなマジメな拳法マンガがあったことは意外と知られていないようです。

野球なら『タッチ』、剣道なら『六三四の剣』、ボクシングなら『あしたのジョー』八極拳なら『拳児』というわけで。各スポーツを代表するいわゆるバイブル系の作品。対抗馬はいないけれども。


主人公の拳児は祖父から八極拳を学ぶ少年。
あるとき祖父は日中戦争で命を救ってもらった八極門の兄弟子たちへの礼を果たすため中国へ旅立ち、そのまま行方不明となってしまう。
成長した拳児はライバルであるトニー・譚との暴力事件により停学処分になるが、拳児は祖父を捜すために自ら中国へ渡り、唯一の手がかりである八極拳を辿り学んでいくことで武術の奥義を悟っていく。果たして祖父の行方は?武道の極意とは・・・?



というまさに王道、拳法ロマン。
八極拳だけではなく、そのほかの拳法も盛り沢山で登場するのでその多彩さには純粋に興味がわきます。拳児が学ぶ課程で練習の動作を詳しく(?)解説してあって気軽にマネできそうなところも少年の心をわしづかみにする要素だったと思います。

武術を通して真理を悟る、というのがテーマのひとつでもあるので若干説教くさく、保守的とも思える老人(師匠)トークが多いので祖父との再会と宿命のライバル、トニー・譚(いい名前)との最終勝負がヤマで、あとは宗教のパンフレット的な流れに・・・。
ラストは今読むと失笑を禁じ得ないセリフで締められます。あれならまだ北斗の拳のラスト「おらら」のほうがナンボかマシです(笑)

ま、それも魅力ってことで


おらら

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[ 2008/04/23 19:59 ] マンガ紹介 | TB(0) | CM(0)

番外企画 『ソール修復実験vol.3』 

blackjack
Take the bitter with the sweet.

え~、第一回、第二回から大きく間が開いたので大方の人は想像がついたかと思いますが、今回のナイキACG『トレイルスケイプ』ソール修復実験企画は失敗と相成りました。合掌!

こういった失敗を繰り返してこそ成功にたどり着くのでしょうが、これをキレイにやるのはデッドストックを探すより骨が折れそうなので、ソールパターンの修復は断念。普通にシューグーを盛って使おうと思いますorz

一応、シューグーと粘土は地道な努力によって剥がし終え、現状回復はできました。
本来の企画意図からは外れますが、せっかくだから経験から得たシューグーの剥がしかたを記しておきます。


分厚いシューグー層なら元のソールとの境目に切れ目でも入れてペンチででも強引に剥がせばいいと思いますが、ここで紹介するのは薄くて千切れやすいシューグー層を剥がすコツ。

●ツメかカッターで元のソールとの境目を少しめくり起こす。
●浮いた部分と平行になるように、ラジオペンチで挟む。
●コンビーフの缶切りのように、ペンチを軸回転させてシューグーを巻き付けていく。

以上。簡単です。このコツにたどり着くまでの苦労が・・・(しみじみ)。


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[ 2008/04/19 22:50 ] 番外企画 | TB(0) | CM(0)

黒夢 『Chandler』 

玉置浩二が伊藤(仮)の原点だとしたら、裏の原点は『黒夢』です。
1stシングル『for dear』にヤラれて以来、インディーズにまで遡って追いかけた最初のバンド。
バンド名が漢字という反抗的なヤンチャさに痺れた、当時の伊藤(仮)でした。

活動休止になってから振り返ってみるとアルバムごとに毛色が違う(リスナー層がまるっきり異なってしまうくらい)のが特徴といえば特徴でしょうか。
伊藤(仮)は一応すべてのオリジナルアルバムを持ってますが、『CORKSCREW』は今でもたまに聴いています。・・・他のアルバムはちょっと・・・ヴィジュアル系的な耽美さが鬱陶しかったりしますが。

「裏スイートスポット」として伊藤(仮)のイチオシは2ndアルバム『cruel』の1曲目に収録されている『Chandler』


1:43くらいのドラムがたまらない)

このスッカンスッカンいってるドラムとヒステリックな臣のギタ-。そして攻撃的な(?)人時のベースと清春の絶叫ヴォイス。このヤンチャ具合が初期黒夢の魅力です

ギタリスト「臣」の脱退や音楽性の変化には結構イロイロ裏話があるので面白いです。興味のある人はウィキペディアを参照してください。(コチラ

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[ 2008/04/18 18:31 ] 旧校舎 音楽室 | TB(0) | CM(2)

おたから 『kuroyumeTシャツ』 

奇遇にもちょうど旧校舎音楽室で「伊藤(仮)の裏スイートスポット」として黒夢をUPしようと思っていた矢先、体育用具室から怪電波をバリ3で受信。ナイスボギー!
いい機会なので音楽室よりも先に秘宝館で軽くヘヴィにアイドリング。

今回はオーラル学園メンバー一同にも思い出深い、そして伊藤(仮)のゲヘナな性分が垣間見えるアイテムとそれにまつわるエピソードを紹介。

kuroyume01 『kuroyumeTシャツ』CORKSCREW期)

リアルタイムでは学生だったので金もなく、21世紀になってからヤフオクでGETした逸品。
アルバム『コークスクリュー』期のジャケイラスト類はどれも秀逸で大好物なんですが、伊藤(仮)が文字通りエレクトするイラストがこれ。

kuroyume02 6本。

実に外で着にくいデザインですが、ここ一番で着用するのがロックの流儀だ、あはん・・・。

sekuhara !?

とある機会に実現した  ダライラマ VS 胡錦涛  「カワイコちゃん1名VSオーラル陣営」という、いきおい聖火リレーよりも緊迫した状況下での貴重な一枚。
はい、中央でオダっているのが伊藤(仮)です。MA-1の下にご注目。
Mr.マリックの言葉を借りればズバリ、「着てます」
確信犯的セクシャル・ハラスメント(Sexual harassment)に己がゲヘナ煉獄の釜を見た。

まあ相手の出方次第によっては2~3年服役するのにもやぶさかではありませんが、彼女が一切そこに触れてくれなかったのが悲しくもあり心地よくもあり。おれによし、貴様によし

dabidenohosi_sukui
もっと穢いものをみる眼で見てくれたって いいんだぜ

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[ 2008/04/18 00:28 ] 旧校舎 秘宝館 | TB(0) | CM(3)

惣領冬美 『チェーザレ』 

以前、西洋史を題材にしたマンガにハマっていると書いたと思いますが、『拳闘暗黒伝セスタス』『ヒストリエ』から一気に現代に近づいて15世紀を描く惣領冬美『チェーザレ 破壊の創造者』を紹介。

 以下続刊
「今 最も腐敗臭を放っている場所 それはヴァティカンだ」

「世界史」ときいて拒否反応が出るのは伊藤(仮)だけではないと思いますが、学生時代に教育課程で学び損なった人間に改めて好奇心の門戸を開いてくれるありがたい作品。
まず惣領冬美の美麗・繊細な絵柄がすばらしい。同じ歴史モノとしては岡野玲子『陰陽師』と並ぶクオリティではないかと思います。

この作品はチェーザレ・ボルジアという、私のような歴史に疎い人間には馴染みの薄い人物が主人公です。オビには「歴史の闇に葬られた人類史上、最も美しき英雄」と、ずいぶん大きく出たコピーが。コブシを利かせて激しく同意したいところですが、なにせ複雑な人間関係と権力図が渦巻く混沌とした時代なもんで4巻を費やしてやっと舞台が整ってきた、というのが正直なところ。
しかし伊藤(仮)の嗅覚にはビンビン名作の予感がするので今後に期待してます。

中世ヨーロッパはルネッサンスを迎え、イメージ的には黄金期っぽいですが精神的な統治を司るべきキリスト教会の僧たちはその強大な権力ゆえに堕落し、皇帝・教皇・そして諸国の王侯貴族たちがそれぞれの野望のために争う混迷の時代です。
そんな時代に登場した希代の英雄が主人公なんですから面白くないわけがない。

きれいな絵を描く女性作家の特徴でもありますが、表情やアクションシーンでのディフォルメがほとんどないために惜しくも迫力が削られている気がします(浅田寅ヲは別)。好みの問題ではありますが、同じ内容を男性作家が同時に描いたら面白い比較になると思います。どっかの出版社で企画してくれないかなぁ・・・。

山口貴由とか。・・・濃すぎるか。

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[ 2008/04/15 04:06 ] マンガ紹介 | TB(0) | CM(0)

RADWIMPS 『オーダーメイド』 

ゲヘナの火を同時に分泌する鼻持ちならない生物、そんな伊藤(仮)の音楽室へようこそ。
他者を辱める才能ばかりに特化されたオレでも枕を濡らす・・・そんな夜だって あるんだぜ。



もはや説明無用、RADWIMPS(ラッドウィンプス)『オーダーメイド』

バンプオブチキンと双璧を成すセンチメンタリズムの権化。バンプよりもややテーマが「私事」寄りの傾向にある歌詞ながら、最終的には個を以て全を表現するという練金術の使い手。

オーラル学園内ではあまり賛同は得られませんが、すごくいい曲が多いバンドだと思います。青い歌詞とファルセットが伊藤(仮)のスイートスポット(表)だということもありましょうが・・・。

こういった正攻法の才能は持ってませんが、おそらく天もなにがしかの理由があってわざわざオレにゲヘナの火を与えたと思うので伊藤(仮)は「ゲヘナ方面からのアプローチで救世」を今後のテーマに据えたいと思います。

※「心のともしび」・・・・・・宗教の時間をお伝えしました。

 『オーダーメイド

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[ 2008/04/12 04:54 ] 旧校舎 音楽室 | TB(0) | CM(0)

佐藤まさあき 『堕靡泥の星②』 

表現の自由・・・言論の自由・・・
その文言の裏、いや芸術は二の次・・・表こそがポルノなのだ・・・!

・・・と主人公神納達也ばりにレビューしたくなる、そんな佐藤まさあき『堕靡泥の星』第2巻。

 堕靡泥の星(2)
「犯罪!! その言葉の中にひそむ
       魔性のごとき魅力はいったい何だ!!」
(作中より)

最初の犠牲者であるアイドル歌手を描く「歌姫受難」に続きましては長崎くんだりまで出張してのバイオレンスぶらり旅、「尼僧陵辱」編に突入します。

天涯孤独(父親は自分で殺害)の神納達也にうっかり憐れみをかけたシスターが軽率だったのか?そう、落ち度がない者に対しておこなわれるからこその犯罪なのである。


1巻のレビューでは書ききれなかったことをあわせて書きます。
神納達也の破天荒ぶりをひと言で表すならば理性を除外した「むきだしの性衝動」です。
それが何かに似ている・・・と思っていたらアダルトビデオのネタにそっくりなことに気付きました。

AVは一応世間様に対しては日陰の存在である以上おおっぴらではないにせよ、その内容に関しては無限の欲望宇宙が日々エスカレートしています。
潔癖な女性ならそのエロ・アーカイブスをズラリと見れば一撃で男性不信に陥る・・・それだけの種類と数と深遠さ。エロに費やされるエネルギーのいかに膨大かを実感します。

そのなかでも、伊藤(仮)もつい感心してしまうほどの鬱屈したリビドーが垣間見えるジャンルとして「高学歴女モノ」があります。何かというと、まあ現役女子東大生とかを出演させて淫乱メス豚扱いするってなシロモノです。
なんというか・・・いかにユーザーのコンプレックスを心地よく愛撫するかがAVで成功するコツだと思いましたね。


この『ダビデの星』のキモもつまりはそういった極限まで圧縮されたコンプレックスの爆発的な放出にあるわけです。自分より優遇されているものを貶める、自分より清廉なふりをする者の肉欲を暴く。
主人公は親の莫大な遺産を受け継ぎ、つのだじろう的な絵ではあるものの作品内では美男のほうで通っているようなので男性社会ではもはや敵がいない。

圧勝モードで他者を虐げる愉悦こそ自己肯定の道とばかりに神納達也の怪進撃が続きます。今回は尼僧がターゲット。・・・ここまで書けば動機は自明です。

さて今回も神納達也を象徴するような言動を一節。
神への挑戦として黒ミサの生贄に使うべくシスターを墓地に追い詰めたシーンでのやりとり。


シスター「あなたがそれ以上近づくと私は舌を噛んで死にます」

達也  「ほう面白え・・・死ぬなら死ぬがいい・・・・・・
      すでに魂を失った貴様の肉体を素っ裸にひんむいて悪魔に捧げてやる・・・

      そしてその女陰(ほと)にゃとうもろこしでもぶっ込んでおいてやろうじゃねえか・・・


dabidenohosi_sukui ※いさぎよし

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[ 2008/04/11 03:24 ] マンガ紹介 | TB(0) | CM(0)

水城せとな 『窮鼠はチーズの夢を見る』 

まず、ひとつ断っておかねばならないことがある。

・・・俺は正気だ。

それを了解した上で水城せとな『窮鼠はチーズの夢を見る』のレビューをお許し頂きたく。

 『窮鼠はチーズの夢を見る
「・・・人が唐突にモラルを振り翳す時って、
         大抵、己の欲を隠すためですよね」
(作中より)

太宰治人間失格での

  「それは世間が、ゆるさない」
  「世間じゃない。あなたでしょう?」

のくだりを思い出しました。とりあえず。

さすらいのレビュアー伊藤(仮)による人生2回目のボーイズラブですが、え~と・・・
・・・ずばり面白かったです。ハイ・・・


この作品をレビューする前に「自分はノンケであること」を宣言しておきたいが、作品の特性上このタイミングでそれをやるとかえって誤解を招く結果にもなりかねないので控えざるを得ないという二律背反。

ストーリーをオブラートに包まず、いやこの場合ワセリンも塗らずに説明すると、

秘かに憧れていた「優柔不断なノンケの先輩(♂)」を「ゲイの後輩(♂)」が巧妙に落とす話。

しかし・・・なんだ、その。これならわからんでもない。
いや、個人的には野郎にバック掘られるのはゴメンだが(読後の感想で立場上真っ先にATフィールドを展開せざるを得ないあたりがやっぱり男なんだろうな・・・)、当然ながら一般読者たる女性達は現実社会でゲイが増えることを望んでるわけではない・・・ハズ。たぶん。

恋愛感情についての心理描写はいかにも女性作家だなぁ・・・と思いつつ、性別を無視すればあんまりボーイズラブとか関係なく普通のラブストーリーです。話の骨子はシッカリしているので「男同士」というイケナイ部分を「不倫」に置き換えても「兄妹」に置き換えても成立するなぁ、と思いました。

この追う者と追われる者のシーソーゲームが世の女性のハートをガッチリCATCHして離さないんだろうな、と初めて実感しました。
すでに読んだ方はご存じでしょう、あくまでタフにガンガン追いかける側だと思っていた後輩「今ヶ瀬」が読者に弱気を見せるシーンです。自信タップリに見えていた彼も結構ギリギリなところで先輩に迫っていたんだという事実・・・。ココでしょ(笑)


それはさておき、最終話のタクシー車内で今ヶ瀬が使ったケータイが私、伊藤(仮)の愛用品と同じモノで思わず笑ってしまいました。これも因果か・・・。


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[ 2008/04/08 00:59 ] マンガ紹介 | TB(0) | CM(6)

長尾謙一郎 『ギャラクシー銀座』 

夜、我々が天を仰ぐとき眼に映るのは虚空に点在し明滅する光です。古来より星の光は人を導き、あるいは惑わせてきました。
しかし、いかに明るい一等星であろうともその多くはすでに星そのものが失われ、地球へ届くのは遠く離れたその距離が蓄える残光のみ。
我々が享受する文化もそれに似て、輝きの多くは過去の記録物に過ぎません。

長尾謙一郎という巨星が放つ光の所在・・・、その「場所」は「ここ」、そして「時」は「いま」です。
ついに長い沈黙を経て数少ない現在進行形の神、『ギャラクシー銀座』の降臨を宣言します。

 ギャラクシー銀座(1)
「女って竹やぶの中に入らなあかん時があると思うね~ん!!」

あるいは相原コージの言葉通り、高野聖ーナ『パパはニューギニア』を以て日本のギャグマンガは一度死んだのかもしれません。
伊藤(仮)を含め、オーラル学園メンバーの世代での「ギャグマンガ」とは常に「必殺」が条件であったように思います。いわゆる言葉通りの噴飯を恐れ、公共の場での鑑賞がためらわれる類のものであったはずです。

例外的ともいえる「行け!稲中卓球部」のようなパワー系の作品は徐々に減り、台頭してきたのはユルいギャグ。読んでみればなるほどユルく可愛らしいスローテンポの癒し系マンガ。だがそれがギャグだというなら勝手にしやがれだろう。

この『ギャラクシー銀座』は時代の必然によって受肉したひとつの光明。ギャグとは常に攻めの美意識に他ならないのだから      
混沌の説明は混沌によってのみ可能だと信じるに足る説明不能の何かが確かに存在する。

「ギャグよ、斯くあるべし」と言わずにはおれない、孤高のポジションが約束された天才の仕事である。張り詰めた糸のような作者の感性が紡ぎ出す珠玉の一冊。

この神技ともいえる思考の超越を、貴方はもう体験しただろうか?
長尾謙一郎ギャラクシー銀座ニューファラオシャンソンスピリッツおしゃれ手帖
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[ 2008/04/05 05:25 ] マンガ紹介 | TB(0) | CM(2)

櫻井しゅしゅしゅ 『われら宝裸コーポレーション』 

好奇心です!好奇心でボーイズラブ(メンズラブ?)マンガを買ってみたのです!
櫻井しゅしゅしゅ『われら宝裸コーポレーション』


「まずは直径20cmの頭部挿入だ 子供の頭くらいだぞ」
「はい」


その後

 「次は茎部 長さ1メートル」
 「ふぐあっ」
 「いいぞ藤島その調子だ」
 「まるまる喰いよるというのか」
 「がんばれ!!」
 「これが答えだ!!」
 「ぐあぁぁ」
 「天が割れた」
 「入門合格じゃ!!」


と続きます。

ううう・・・発見された場合、『ヤマジュンパーフェクト』と並んで家族に心配をかけそうな本。
伊藤(仮)にとっては初のモダン・ボーイズラブ(造語)作品との邂逅。某画像掲示板に貼られていたライトバイブセイバーをうっかり見たのが運の尽き。

「オトナのオモチャ」開発専門の企業戦士たちがより良い(?)バイブを求めて奔走する ヒューマンドラマ メンズラブ・ギャグ

思えば遠くに来たもんだ・・・というより取り返しのつかないキルゾーンに足を踏み入れた観があります。『トーマの心臓』・『残酷な神が支配する』など、クラシックな少年愛モノはあまり抵抗なく読めたのでジブン調子に乗ってました・・・。


「慣れ」の問題なのかもしれませんが、柴田亜美調の絵柄でイイ男たちが絡む絡む。凄い違和感。
ギャグマンガなので性描写をジックリ読ませるような内容ではないんですが、男の立場から言わせてもらえば「男同士のカラミ」というタブー(通常、意識から排除されている行為)を当然の流れでもって描ききるというのは、伊藤(仮)にとってレディコミよりも遙かにファンタジックでありました。

何か見てはいけないモノを見てしまったような。

ボーズラブというジャンルをもっぱらエロ用途の出版物かと思ってましたが、コレを読む限りどうやら「それではない何かかもしれない」というのが実感です。男性側の文化にそれに相当するモノがないだけで。・・・不思議。
「男同士のカラミ」を笑いや萌えの触媒として使っているような感じです。どうやらこの男同士の関係が放つ『虚構性』がカギになっているんじゃないだろうか・・・?謎です。
[ 2008/04/04 00:41 ] マンガ紹介 | TB(0) | CM(15)

小林源文 『トーキョー・ウォーズ』 

「美しい国にしたい!」

・・・もはやどこから手をつけていいものやらわからないほど今日も平和なニッポン列島
海外ニュースなどで若者が積極的に政治に関心を持って活動しているのを見ると、なんだか空々しいというかマインドコントロールをされているように見えるというか、とにかく違和感を感じる伊藤(仮)です。
果たして民主主義は日本に根付いたのか?遠藤周作『沈黙』にも似た葛藤があります。
それはそれとして、いまそこにある小林源文『トーキョー・ウォーズ』の紹介。

tokyowars 『TOKYO WARS トーキョー・ウォーズ
「全部隊に通達!自衛隊は日本の独立と民主政治を守るため
超法規行動を実施する!!」


ミリタリーコミック界の巨匠、小林源文による架空戦記モノ。本作はすでに絶版なので古本屋かダウンロード版でしか読めませんがミリタリーマニアでなくとも楽しめます(戦争映画に詳しかったりするとなお楽しめますが)。

これは冷戦時代に有り得たかもしれない、という「ソヴィエトによる日本侵攻」を想定して描かれた作品です。そこらへんの事情は伊藤(仮)には専門外なのでオーラル学園メンバー「有事」のほうが詳しいと思いますけど(彼のニックネームはソコに由来します)。
日米安保の破棄とそれに代わる日ソ友好善隣条約。ソ連の侵攻に沈黙を守る新政府に対し、自衛隊はQ号指令を発動し独自にソ連軍への抵抗を開始する・・・。

戦争のシミュレーションなので自衛隊を指揮する統幕議長の対応や陸海空の前線の現場、ソヴィエト側の動きなどが細かく描かれていて流れを感じるだけでも映画のような迫力があります。
主人公らしい主人公はいませんが、戦場に駆り出された会計課の平凡な自衛隊員「佐藤二尉」が恐怖に溺れながらも徐々に戦場に適応していく姿にはクるものがあります。

よく「自衛隊は国を守れるのか」という議論がありますが、素人がコレ読んだ限りでは戦争はかなり「先手必勝」な部分がありますね。兵の練度などの差がジワジワ出てくるのはその後というのが率直な感想。
自衛隊はその存在特性ゆえに必ず後手からのスタートなのでそりゃあ苦戦は必至です。

平和なのは結構ですけどほとんどの国民が国防への関心が薄いというのも考えものです。

※追記

永らく入手困難な作品でしたが新装版として復刻されました。

 『レイド・オン・トーキョー

[ 2008/04/01 18:45 ] マンガ紹介 | TB(0) | CM(2)











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