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遠藤浩輝 『オールラウンダー廻(5)』 

いまイチオシの修斗マンガ…といっても他に修斗がテーマのマンガはないわな。
遠藤浩輝『オールラウンダー廻』5巻!

 『【送料無料】オールラウンダー廻(5)

5巻の表紙はツンデレ長身キックボクサーの神谷マキ
メグルの同門ライバル、北村勇大をさしおいての表紙デビューである。ツンデレキャラといいながらもまだ一度もデレていないので、いざデレた時の破壊力は凄そうな予感。(;´Д`)ハァハァ


5巻の舞台は前巻に引き続き関東選手権。
右ヒジと左膝に故障を抱えながらも準決勝にコマを進めた勇大に対し、メグルはスパイラルガードの使い手、小笠原との再戦に挑む。
準決勝でついに勇大と山吹木喬が対戦するが、ほとんど『オールラウンダー山吹木喬』ってな展開。
古流空手にムエタイとボクシングを取り入れた独自のスタイルで打撃にほぼ死角ナシの山吹木喬に、勇大はどう挑むのか?

また勇大が柔道を辞めて修斗を始めるに至った経緯がようやく明らかに。
全体的にサッパリした性格の登場人物が多いなか、ダークな背景を背負った数少ないキャラ。案外中村俊介がベンチにいると雰囲気が暗くなるっていうのと同じ理由で表紙デビューが見送られたのかも。

しかしまあ寝技のシーンは素人が読んでも何がどうなっているのかサッパリわかりませんな。それでも月刊・季刊連載作品ばっかり追いかけてる身としては単行本が出るペースが早くて非常に嬉しい作品。6巻につづく!

オールラウンダー廻 神谷マキ
※今巻の俺得シーン、拗ねたマキちゃんの打撃ラッシュ

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[ 2010/12/23 22:50 ] マンガ紹介 | TB(1) | CM(1)

エスター 

ツタヤが「準新作80円」というセールを開催していたので前からジャケが気になっていたホラー、『エスター』を観た。

 『エスター R-15指定 【Blu-rayDisc Video】

原題は『Orphan(孤児)』。邦題は固有名詞に変更されちゃってるので「エスター」という個人を例外的なモンスターとして描いたような印象を受けるが、本来は「赤の他人を自分の家庭に組み込む」ということへの広い意味での不安と恐怖を意図したタイトルだったんじゃないだろうか。いや実際「エスター」だけが極めて特殊なんだけど。

え-、どっかで見たことあるようなストーリーだなぁ…と思ったらコレ
まるっきり楳図かずおの『洗礼』じゃん!


『洗礼』で「誰しもが抱える心の闇」ではないだろうかと問いかけたテーマを「エスター」個人のモンスター性に置きかえ、オカルト妄想パートを排除して医学的なところに根拠を求めた感じ。

一応なかなかスリリングに観賞できるサスペンス・ホラーだったが、ちょっとエスターの特殊性に頼りすぎた感じは否めない。それなのに人物像も動機もはっきりしないので、結局孤児院でエスターと出会ってしまったこと自体運が悪かったってことに落ち着くしかない作品。



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[ 2010/12/20 19:20 ] 映画・アニメ感想 | TB(0) | CM(0)

マーク・ミラー/ジョン・ロミータJr. 『KICK-ASS(キック・アス)』 

迷ってたけど結局買ってしまった。
マッチョ信仰のアメコミ界に咲いた徒花ヒーロー『KICK-ASS(キック・アス)』

 『KICK-ASS
「もうコスチュームなしじゃ生きられないんだ」

我々日本人に与えられた貧しい情報ではアメリカン・ハイスクールライフというと「ブロンドヘアのチアガールとクラスの男子が全員兄弟、誰かの親が一晩留守にすれば朝までハイな乱交ホームパーティー開催だぜ!」みたいなリア充ストーリーを想像するが、この物語の主人公「キックアス」こと「デイヴ・リズースキー」は非リア充を代表するアメリカ版「のび太」。
憧れの彼女からもストーカー呼ばわりされ、喪男としても優秀である。

キックアス1
高校生にしてすでに"熟女で抜ける"オナニーレベルに達した、まさに等身大の主人公像。


庶民派ヒーローの代表的存在、スパイダーマンも毒グモに噛まれる前は近眼メガネのいわゆる「貧弱な坊や」であり、アメリカンヒーローの象徴でもあるキャプテンアメリカですら人体実験に参加する前は兵役に志願しても審査落ちするレベルの「虚弱体質ナショナリスト」。しかし彼らはそれらのきっかけでスーパーパワーを獲得し、ヒーローとしての道を歩むことになる。

アメコミ好きな普通の高校生に過ぎなかったデイヴはスーパーヒーロー達への憧れが高じてeBAYで買ったコスチュームに身を包み、正義のために夜の街へ繰り出す、が…!

キックアス1.1
威勢よく不良退治に乗り出すも、逆にボコられて白ビル送り。しびれもございます。


何のスーパーパワーも持たないデイヴはデビュー戦できっちりカタにハメられて生死の境をさまよう。
しかし性懲りもなくヒーロー活動を再開した復帰戦がYouTubeに投稿され一躍有名人に!
謎のヒーロー「キックアス」としてmyspace上で大量のフレンドを獲得するも、生身のデイヴは相変わらずの冴えない高校生。しかも入院生活の間にゲイ疑惑が浮上。ここでゲイを装って彼女の警戒心を解くといういかにも童貞らしい間違ったフローチャートを選択。

キックアス2
ゲイ疑惑の男と変わらずつるんでくれる気さくなオタク仲間。当然全員「喪」のオーラがナチュラルに漂っている。

あるときキックアスが絶体絶命のピンチに陥るが、突如現れた10歳のスーパーヒロイン「ヒットガール」が悪党どもを叩きのめす!…というより『キルビル』ばりのゴア表現でフェイタリティ実行。小さな女の子が殺戮──。ようやく…ようやくアメちゃんもギャップ萌え(※)の境地に辿り着いたのかと思うと感慨もひとしおである。

※悪魔少女などが身の丈を超えるような大鎌を軽々と振り回したりする厨二表現への萌え。
 ガッツは含まれないが、クラウドはそれにあたる。


キックアス3
タランティーノが好きそうなカット(二重の意味で)。


「ヒットガール」とその父「ビッグダディ」、そしてもう一人の自演ヒーロー「レッドミスト」とともにマフィアの本拠地へ乗り込むが…

キックアス4
タンク(金玉)を電流で焼かれるキックアス。読んでるこっちもタンクがキュッとなるバイオレンス描写。


やはり本職に手を出したのは無謀すぎたのか。そして本職の暴力は一味違う。
あやうし、キックアス!果たして彼と彼のタンクの運命やいかに。




いいなぁ…。最高だぜキックアス。まあその"良さ"っていういのは「みうらじゅん」的というか「大槻ケンヂ」的なものだけど。全体としてダメダメな状況のチェリーボーイが何とか輝こうとして身の程を知らされる感じの雰囲気に満ちている作品。海を隔てても冴えない少年の気持ちは変わらない。
そこには成功すれば「思い出」と呼ばれ、失敗すれば「黒歴史」と呼ばれるたぐいの何かが確かに横たわっている。

「行動と情熱」を評価する際に「バカバカしさ」は査定に含まれない。キックアスはそれを教えてくれる存在だ。
そう、好きな娘が彼氏にフェラしてる写メでシコッて泣いちゃってもいいんだよ、キックアス!
[ 2010/12/18 13:26 ] マンガ紹介 | TB(0) | CM(2)

サガノヘルマー 『廊下者コリドラー』 

妄想の巨匠、サガノヘルマー先生のSF作品、『廊下者コリドラー』をそろそろ取り上げておかんと格好つかんじゃろ、のう?

 『廊下者コリドラー』
「兄ちゃんは本気かもしれないんだぞっ!!」

…なんというか、妄想がブッ飛んでて上手く説明できる自信がない。雰囲気だけでも伝われば上々。


物理法則を超越する「多次元方程式」なる机上の数式をもってあらゆる事象を実現する能力を持つ女子高生「八木みみこ」と、その能力によって謎の廊下に幽閉された兄「八木クチヒコ」の物語。

閉鎖された空間「廊下」の壁や天井からはみみこによって元の世界から飛ばされてきた生きた人間の腕や性器などが生えており、クチヒコは壁に生えた妊婦の乳で飢えをしのぎ廊下の謎を解明すべく計算を開始する…。

…というと一見シリアスなストーリーのようにも見えるが、「能力暴走を防ぐために近親相姦で欲求不満を解消させる」といった手段自体が目的を兼ねる誰も損しないエロ設定も。

掲載誌は「ヤングマガジン アッパーズ」だったのだが、この作品も後半は駆け足な感じが漂っているので例によって打ち切りっぽい。『ブラックブレイン』以降もサガノヘルマー作品に隙あらば登場するカルト宗教「エルマラ教」が顔を出し、終盤ではみみこの能力を新世界の創造に利用する目論見も明らかに!

もう思い切って永井豪の『バイオレンスジャック』みたいなサガノヘルマー集大成的オールスター作品を出すべき。

アガサ森田にもう一度会いたい。先生、期待してます。

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[ 2010/12/14 16:40 ] マンガ紹介 | TB(0) | CM(0)

ハート・ロッカー 

第82回アカデミー賞主要6部門を受賞したイラク戦争の爆弾処理班を描いた『ハート・ロッカー』を観た。

 『ハート・ロッカー

Let me see...
主人公の性格が破綻しすぎでまったく共感できねえ。

市民とテロリストの見分けがつかない疑心暗鬼に満ちた戦場。イラク戦争という現代戦を舞台に爆弾処理を主題にした作品は目新しいが、主人公が所属するブラボーチームがどういう位置づけなのか、イマイチよくわからんまま終了。
基本的には爆弾処理関連の任務についているのだが、たった3人のチームだけで毎度ハンヴィーに乗って危険地帯に投入される。爆弾処理に呼ばれたと思ったら今度は移動中に戦闘に巻き込まれて長距離狙撃戦をこなしたり、何でも屋状態。処理作業中は市民だかテロリストだかわからない野次馬に囲まれ極度の緊張下に置かれるが、なぜか歩兵科の援護はナシという罰ゲームみたいなチーム。

チームを構成するメンバー3人の組み合わせも病的。主人公は協調性皆無の危険中毒、元情報部で狙撃もこなす腕利き黒人兵、神経質で精神を病み気味の若造。
基本的には1人が爆弾処理に身体を張り、残りの2人はその間に周辺警戒と援護役にまわる。
初代の爆弾処理役が爆死して新たに配属されてきた処理役が主人公なわけだが、チームの安全も省みず独断で無謀な行動をとったり、捜査権もないクセにCIA気取りで基地を抜け出し死体爆弾を製造したテロリストを追ってみたり。
爆発現場で犯人の足どりを追って深追いした挙げ句、拉致されそうになった味方を助けようとしてフレンドリーファイアする始末。

安全な本国で様々な選択を強いられる煩わしさ(妻子含む)に囲まれるより、戦場で生きるか死ぬかのシンプルな二択に賭けてるほうがマシ…という最先端の戦場スローライフを描いた映画である。

『シン・レッド・ライン』
の主人公が何やら眠たいことを述べていたのを思い出すな。本人にしかわからないオナニー哲学。

ムリヤリ好意的に解釈すれば、この何も変わらないし何がしたいのか見失ってる感じこそがアメリカにおける「テロとの戦い」そのものに対する空気感なのかもしれない。



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[ 2010/12/13 17:14 ] 映画・アニメ感想 | TB(0) | CM(0)

ヨシノサツキ 『ばらかもん』 

都会モンが離島で自分を見つめ直すスローライフ・コミック。ヨシノサツキ『ばらかもん』

 『ばらかもん(1)

才能あるイケメン優男が「本当に欲しい物は手に入らない」というイライラを募らせつつ周囲に無条件でチヤホヤされ、自然体で生きる身近な人を見て自分の殻を破っていく。

…という、ずばり千秋を主人公にした
書道版「のだめカンタービレ」って感じ。
(※ただし千秋よりも人間的にかなり薄っぺらい。)

自分の書を否定した書道の権威(老人)をボコって離島送りになった若い書道家が小学一年生(女児)と戯れる話。改めて文字にすると主人公はかなりのDQN気質が認められる。そもそも「書を否定された」っていっても口頭で「批評された」程度の話なんだが主人公の沸点の低さは読者を置いてくレベル。

まあ主人公を半ば強制的に離島スローライフへ放り込むための設定なので多少強引なのは仕方ないのかもしれないが、突然キレだして老人をグーで殴るシーンにはドン引きした。普段は愛だの恋だのと甘ったるいことを声高に唱える女性陣が、一方でこういった「すぐカッとなって手が出る男」を許容する風潮はなんなんだろう…。

その後、何事もなかったようにスローライフに突入してユルいギャグ展開になっているのが不気味ですらある。


「プライド高くてキレやすいわりに自信がない」という面倒臭い手合いが警戒心ゼロの年下サブキャラ達にイジられてデレるっつー話ですわな。いかにも現代的な主人公像を主軸に据えたゆとり系スローライフ。

僻地モノとしては特色が弱めなのが惜しい。
目新しさはあまりないが、ストーリーはユル系としてはこんなものだろう。


※ちなみに「ばらかもん」とは方言で「元気者」という意味らしい。
関係ないが伊藤(仮)は「ばらか」でモータルコンバットの「バラカ」を思い出した。

バラカ ←バラカ。超カッケェー。

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[ 2010/12/10 13:48 ] マンガ紹介 | TB(2) | CM(0)

沙村広明 『ハルシオン・ランチ』 

『無限の住人』でお馴染みの沙村広明が描くギャグマンガ、『ハルシオン・ランチ』を買ってみた。

 『ハルシオン・ランチ(1)

この人のギャグを読むのは『おひっこし』以来だが、相変わらず細々としたネタを詰め込みまくってる内容。たぶん凄惨な時代劇を描いている裏で、暮らしていて目にするモノを自動的に笑い成分として抽出するように発達しちゃったんだろうな。

自分でも作中で書いてるけど時事ネタもブチ込みまくってるから風化が早い!連載中なのにすでに風化が始まっているという今時珍しい作品である。なんというか、卒業アルバムの後ろの方にある歴史年表で故・小渕元総理が「平成」っていう額を持ってる写真をみるような気持ちに似ている。

無駄にハンサムな中年ホームレス「化野 元(あだしの げん)」の元に降り立った何でも食べちゃう宇宙人少女「ヒヨス」が引き起こす騒動になんとなく巻き込まれてなんとなく馴染んでいく人たちのお話だが、読みながらツッコミを入れられるタイプの読者以外は楽しめない作風なので受け付けない人はまったく笑えないかも。
この作品の見どころは「ヒヨス」の嘔吐シーン…なのか?

食べたもの(人間とか)を生きたまま吐き戻すことができるが、必ずしも元の形に戻る保証はない…というクレイジー・ダイヤモンドみたいなヒヨス。複数食材の吐き戻し結果がどうなるかは映画「ザ・フライ」を思い出していただこうッ!

ハルシオン・ランチ01m (※ネタバレ防止でサムネだけモザイク処理してます)


デコ電+うまい棒+ドアラ+犬=?

ハルシオン・ランチ02

          ↓

ハルシオン・ランチ03

面白いのか面白くないのかよくわからんマンガだ。
しかし空想シーンとはいえ中国の都市伝説「桃娘(タオニャン)」が沙村絵で描かれるので嘔吐シーンも含めて二次元グロ系属性の読者は要チェックである。

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[ 2010/12/03 21:24 ] マンガ紹介 | TB(0) | CM(0)











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