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鎌谷悠希 『少年ノート』 

何となく表紙が美しかったので久しぶりのジャケ買い。いや決め手はオビに描かれたサブキャラ集団の表情の豊かさですが。
この鎌谷悠希という作家の作品は読んだことないが『隠の王』という作品を描いた人らしい。
今月発売されたばかりの第1巻、『少年ノート』

 『少年ノート 1 鎌谷悠希/著
こどもの今日と明日は 過去と未来くらい違ったりするものだから


音から受ける感情の振れ幅が極端に大きい、ボーイソプラノの声を持つ少年「蒼井由多香」が主人公。コントロール困難な感情を持てあまして周りをドン引きさせつつ合唱部に入部。

由多香の圧倒的な歌声は周囲の人間を惹きつけるが、同時に異分子として疎まれもする。
男子パートの不足に悩む部長「別役」と厨二病的見地から由多香に興味をもつ副部長「町屋」、自他に厳しく口の悪い先輩「高峰」、非協力的な合唱部顧問や由多香にオペラを勧める吹奏楽部顧問など、一筋縄ではいかないキャラクター達が周囲を固める。

少年ノート 
興味があるんだ

いずれ失われていく
ものについて──



←「声変わり」という不可逆かつ性的な変化にただならぬ(?)好奇心を抱く厨二病患者、「町屋先輩」。

ボーイソプラノを中心に、少年の限られた時間を描く青春群像(?)物語。
掲載誌は『モーニング・ツー』、絵柄も今風ではあるが、男子中学生の性徴といえば萩尾望都や竹宮惠子の御代から続く「少女マンガ」の伝統芸。
「男子に男子らしさを押し付けない」時代にこの古典的テーマを描くことでどういう化学変化が起きるのか、先が楽しみな作品。ただ、造りとしては少女マンガそのものなので、男性読者はソフトエッジな物語展開に若干違和感を覚えるかも。


それにしても近年の「森薫」「入江亜季」系統の絵柄がすごい勢いで増殖している。「大友克洋」「江口寿史」「原哲夫」「鳥山明」「田島昭宇」以降では久しぶりのビッグウェーブだ。
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[ 2011/07/08 19:40 ] マンガ紹介 | TB(0) | CM(0)

笠井スイ 『ジゼル・アラン』 2巻 

ちょっと前に入手していた『ジゼル・アラン』の第2巻。

 『ジゼル・アラン(vol.2)
「本当にアラン家を捨てて生きたいのなら
 生半可な事ではなりませんぞ」


ジゼル・アラン2a 
何でも屋としての無茶な活動ぶりが実家の執事の耳に入り、ジゼルのアパートに執事「モネ爺」が登場。

世間知らずなジゼルの仕事と生活を戒めつつ一定の理解を示す老執事。なんつーか女子のエレクトラコンプレックスを擬似的に愛撫するのにもってこいのキャラだなぁ…。

そして聡明にして大胆なジゼル嬢の性格がいかにして培われたかを示す回想編に続きます。
←画像はアラン家の屋敷に住んでいた頃のジゼル。名家の令嬢らしくない独特の感性と振る舞いで使用人からも疎まれ、ある事件を契機に家を出ることに。

そして「もうひとりの何でも屋」ギーが登場。手慣れた仕事のこなし方や下町の人望でジゼルを感心させるが、汚い仕事や危険な仕事も請け負う何でも屋のダークな側面をジゼルに見せることになる。


前巻では大人びた物腰が印象的だったが、2巻ではジゼルお嬢ちゃんの未熟っぷりがボコボコと掘り起こされて危なっかしさ満載。助手(?)のエリックやアパート住人のコレットがハラハラする気分を擬似体験できる展開。



 ジゼル・アラン2コレット
本筋とは関係ないが、ストリッパーのコレットはちゃっかり恋人(♀)を連れ込んで同棲しているような感じです。

本編と描き下ろしオマケページでそれぞれ1回ずつ、ふたりで裸で寝てるシーンが登場。
「厳しい老執事」といい「レズカップル」といい、作者は自分の好きなモノを全部ブチ込む気だな!?












もっとやれ!
[ 2011/07/05 20:47 ] マンガ紹介 | TB(0) | CM(0)











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