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岩明均 『七夕の国』 

たまたま先ほど大学の同期と『寄生獣』の話をしたので岩明均つながりで『七夕の国』
七夕の国(1-4巻 全巻)
「世界中のことテレビでざっと見て、わかった気になったって!
そんなのウソだぜ!!」
 (作中より)

あ~、今回の作中セリフの引用(↑)はあんまりストーリーに関係ないですね。設定にも絡まない。ただ、作者の言わんとするところがフッと主人公の口を借りてハッキリ出てしまった例といえるかもしれません。

「物書き」は常に物語を一人称視点で描くか三人称視点で描くかという点を自覚して意識する必然がありますが、受け手側は三人称視点による情報摂取に慣れてしまっていて意外とその区別ができていない、そういうコトかと思います。・・・うん、ホントにストーリーに絡まないな。


物語は丸神の里と呼ばれる集落に残る奇妙な能力をめぐり、当事者とそれを調査する者、利用する者などの思惑が交錯していくオカルト・ミステリー(?)。
里の血筋をひく主人公はまったく役に立たない正体不明の特殊能力を持て余すが、丸神の里を研究する教授の失踪を機に自分のルーツでもある丸神の里へ赴くことに。里の者が共通して見る「悪夢」とは?そして「能力」の正体は・・・?


まあ全4巻と短めなんですが。連載当初はわりと唐突なイメージの終わり方だと感じたので打ち切りかと思ってましたが、今見ると巧いサイズにまとまってますね。これは岩明均だからこういうストーリーになりましたが、少年誌作家やバイオレンス作家なら『幻魔大戦』とか『AKIRA』風味のサイキックウォーズに発展可能な、俗に言うオイシイ設定です。
・・・ですがやっぱり岩明均は歴史ロマン物っぽく味付けするのが確かな気がします。
この4巻という短い尺で超能力モノを嘘臭くなく完成させるのは、作者のセンスと適度にマンガらしい絵柄。不思議な余韻の残る名作です。

・・・それはさておき『ヒストリエ』の5巻はまだですか??


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[ 2008/05/30 21:50 ] マンガ紹介 | TB(0) | CM(0)

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