スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

佐藤まさあき 『堕靡泥の星③』 

主人公「神納達也」の通ったあとには草一本残らない、今夜もサディスティックなレビューをお待ちかねかぁい?
鬼才佐藤まさあき『堕靡泥の星』第3巻。

 堕靡泥の星完全版(3)
「もうすぐ…もうすぐこの部屋で
 おそらくは神々ですらなし得なかった……
 血と肉による天地創造が行われるのだ!!」
(作中より)

え~、神納達也は相変わらずの外道っぷりです。神への挑戦として尼僧を陵辱したあげく殺害し、さあ罰を喰らわすならやってみやがれとばかりに神父さんに尼僧殺害を懺悔。告悔の内容を警察に通報するわけにもいかない神父のジレンマ…!達也の圧勝です。

長崎後始末編では達也が利用した女子高生の裏切りにより尼僧殺害容疑の目が向けられますが、すかさず警察の警備をかいくぐって女子高生宅に忍び入り一晩ゆっくり陵辱して殺害。ついでに親父さんをスパナで撲殺、長崎からの逃亡を成功させる。

「勝った!!……三度俺は……
 俺の血をわかせ……そしてスリルとサスペンスに富んだ 殺人ゲームに!!」


そして第四章『混血奴隷』編に突入!
殺人者としての本性をかくす隠れ蓑として軽やかに社交界デビュー(?)する達也だが所詮は19歳の若造、LSDを盛られて乱交が始まるパーティーでタジタジ。気を取り直してお高くとまった外交官夫人をドヤ街の安宿で犯す達也。
してやったり…という勝利の愉悦にひたったのも束の間、遊び慣れた夫人にとってはそれすら『機智(エスプリ)』という男女のゲームに過ぎなかった!
己が汚してやろうとしたメス豚から逆に嘲られた、初めての屈辱を味わった達也は以下省略。

第四章のターゲットはナチスの血とユダヤの血が1/4ずつ入ったR国大使令嬢クリスチーネ。学生運動の自称革命家たちをものともせずに利用してクリスチーネと女中アンナを拉致。2人の主従関係をサディストとマゾヒストの関係に置き換えてやろう、というソフトオンデマンド的な大実験でありんす。
基本的にこの作品は血統によって人間性が左右されがちということもあり、哀れクリスチーナはナチス的サディズムの素養に目覚めさせられていく……。

『尼僧陵辱』編までの異常なまでの自己肯定と他者否定はだいぶなりを潜め、今回は完全に精神実験の様相を呈しています。達也のナチスに対する特別な思い入れ、それを踏まえておかないと完全に置いて行かれる展開。
ときおりSM風味のAVを観ると「おい、なんでそんな微妙なトコにこだわるんだよ、さっさと次のプレイに移れよ」と思うことがありますが、真性の人にとっては「そこが大事なんだよ!」という信念があるんでしょうね。

そういう展開です。ハイ。

  ブログランキング・にほんブログ村へ 
ブログランキング参加中
[ 2009/10/02 22:56 ] マンガ紹介 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://oldskool.blog38.fc2.com/tb.php/209-36a50e8a













上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。