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久慈光久 『狼の口 ヴォルフスムント』 

エンターブレインの『Fellows!』誌に連載中の作品。久慈光久「狼の口 ヴォルフスムント」をジャケ買いしてみた。

 『狼の口(1)
「関所破りはその関にて死罪
 何人もこの法を免れることはできません」
(作中より)

絵柄から察するに「アメコミ」もしくは「アメコミの影響下にあるマンガ家」に影響を受けてる作家だと思うがたぶん後者。
…というのも、甲冑や岩などは強めのコントラストでカネコアツシっぽく、おっさんは骨格を意識して顔を描いているのがわかるものの若者は総じて骨格無視の典型的なマンガ絵で女性キャラはそれが特に顕著。
自覚があるのかないのか、アップになったり感情が高ぶったら目がデカくなりすぎて顔面のバランスが崩壊…。
表紙イラストの出来がいいだけに残念。


新人作家としては斬新というか、題材はシブイ。ハプスブルク家 vs 森林同盟三邦って言われても世界史詳しくないからわからん。オビにはこうある。

14世紀のアルプス地方、
イタリアへと通じるザンクト・ゴットハルト峠には、
非情な番人が守る関所があった。
何人たりとも通行能わざるその砦を、
人々はこう呼んだ。
ヴォルフスムント───
"狼の口"と。


地理的・歴史的な詳細については読めばわかるが、要は超キビシイ関所の通過を試みる人たちの話
ウィリアム・テルが登場するといえば何となく時代感くらいは伝わるだろうか。
いかんせんまだ叛乱軍の全体図も見えない有様なので、ストーリーについてはこれから盛り上がってくる…のだろう。

ストーリーはさておき、この関所の番人で人民から「悪魔の子」と恐れられるヴォルフラムという人物が情け容赦なく女子供まで処刑します。「優男の皮を被った冷酷キャラ」という、まあ珍しくないタイプ…というか最近のマンガはこういうキャラ多すぎ!

「狂気めいた怖さ」ってやつを表現したいんだろうけど、あの笑顔はちょっと記号的な表現に頼りすぎというのが正直なところ。ここぞという時の迫力は「ベルセルク」のセルピコに遠く及ばない。
作者が新人ということもあってまだ色々と隙の多い作品なのは否めないが、一応今後に期待。

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~マンガファンの愚痴~

「気狂い系のクールキャラ」って表面的には格好良さげだけど、作品にとっては諸刃の剣だと思う今日この頃。敗北と同時にセンチメンタリズムに走ってヘタレにジョブチェンジするか、誰にも理解されないままフェイドアウトするしかない。正直そういうの見飽きた。

「ドラゴンボール」がセル編以降つまらなくなったのも、悪役が何考えてるか不明なんだよね。ドクター・ゲロが死んだ瞬間から悪役にとっての主体的な目的がなかったし、セルは目的がないから手段であるはずの格闘が目的化しちゃってあの体たらく。Z戦士(笑うところ)を含め地球人全員に一方的なインネンをつけて、負けそうになったから勝手に爆死しただけ。フリーのテロリストって一番タチが悪いよな。勝っても負けても後味悪いし、カタルシスも得られない。
フリーザ編以降が番外編のエクストラステージっぽく感じるのはそのへんだよなあ。やっぱ悪役は多少歪んでようが方法が間違っていようが、自分の欲望と目的を明確に持っていないと魅力に欠ける。

「北斗の拳」を見よ!ユダですら中途半端な野望で行動してるぞ(ヘタレだけど)!以上。
[ 2010/03/10 17:45 ] マンガ紹介 | TB(0) | CM(0)

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