スターウォーズ 『ダーク・エンパイア』1&2 

久しぶりにアメコミ作品を紹介。

『スターウォーズ』といえばSF映画の金字塔として知らない者はいないほどの有名な作品だが、原作の多くはいまだに日本語翻訳されていないため、映像化されていない部分の「スターウォーズサーガ」は一般的にはあまり知られていない。

今回紹介するのは「ルーク・スカイウォーカーが暗黒面に堕ちる」という重要なエピソード『DARK EMPIRE(ダーク・エンパイア)』

スターウォーズ1 スターウォーズ2 『 DARK EMPIRE I & II 』 

時代的にはエピソード6「ジェダイの帰還」以降の物語。
新共和国の誕生により一時は大きく勢力を弱めた帝国だったが、帝国残党は再び巻き返しをはかり遂に銀河の覇権奪回に成功する。新共和国は存亡の危機にたたされ弱体化し、一方の帝国も皇帝側近派と艦隊司令官派の権力闘争が激化し内部抗争へと発展。
混乱に乗じて新共和国側は反乱同盟軍を組織し、帝国へのゲリラ戦を開始する。

ルーク、ダークサイドへ

作戦中に敵地で撃墜されたルークは暗黒面の力で復活した皇帝と出会い衝撃を受ける。皇帝を真に葬り得るフォースの暗黒面を学ぶため、ルークは敢えて皇帝の弟子としてダースベイダーの跡を継ぐ道を選ぶ…。
強面ルーク

ルーク救出を試みたハン・ソロとレイアだったが、お兄ちゃんはダークサイドにドン決まり
ルークとハンソロ
昏倒したレイアに駆け寄るハン・ソロを悪役らしく片手ネック・ハンギング・ツリー

レイア対ルーク

暗黒面に堕ちながらもルークがもたらした情報により反乱同盟軍の危機は回避され、ジェダイ騎士として成長したレイアはライトセーバーを手に再び皇帝に立ち向かう。レイア vs ルーク。


レイアの呼びかけで正気を取り戻したルークは父・ダースベイダーの心を知る。暗黒面の力による"フォースの嵐"で同盟軍を滅ぼそうとする皇帝はルークとレイアのフォースに圧倒され、制御できなくなった"フォースの嵐"に飲み込まれ自滅する。

意外とアッサリ暗黒面から復帰したりラスボスが弱いのは勧善懲悪スペースオペラたるスターウォーズのお家芸。

2巻では皇帝が残した7人のダーク・ジェダイ部隊が登場し、またしても皇帝が復活。ルークはダースベイダーのジェダイ狩りで壊滅したジェダイ騎士団を復活させるべく生き残りのジェダイを捜し始め、レイアとハン・ソロは隠れ家のある星で子供と過ごして次の出産に備えていたが、その油断に乗じて帝国は新兵器を反乱同盟軍基地のある衛星ピナクルに発射。ピナクルは一撃で消滅し、同盟軍は壊滅する。

ルークたちは辛うじて生き残った同盟軍と合流し、レイアはそこで3人目の子供を出産。次世代のジェダイとして未来の希望を予感する…。



…とまあ、こんな具合のストーリー。
久しぶりにアメコミ読むとページが進まないこと進まないこと。日本のマンガとは情報量の多さが段違い。読み終わったら映画2本くらい一気に観たような疲労感。だがこのリアルで客観的な描き方と過度な感情移入を制限するキャラの距離感は最高。シビれるぜ。

それにしても女性の色気の無さは異常。著作権とか抜きにしても、あっちで二次創作のエロは永久に発展しないな。レイアは見ての通りアマゾネス・ルックで強靱な2児のママ。白目じゃないのだけが救い。日本でいえば誰得な女性キャラですわ。

2巻の後半でジェダイ候補生として登場する若い女がルークと淡いロマンスを演じるけど、これもアマゾネス。「ルーク何萌えだよ」って突っ込まざるを得ない。しかもルークが気を失っている間に戦死。やりきれねえ。

ついでにもうひとつガッカリ・フォルムの人物を紹介。

ダルマ・ジェダイ
ダースベイダーの手を逃れ、辺境の星で生き延びていたダルマ型ジェダイ、ブランド。
不自由は無さそうだが、中途半端なサイボーグほど惨めなものはない


この『ダーク・エンパイア』、日本では97年に出たコミック版でしか発表されておらず、当然のことながらすでに絶版。中古市場でもあまり見ないが、ディープなファンならずとも楽しめる内容なので興味があれば手に取ってみて欲しい作品です。

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ボバ・フェット 
もちろん、あのボバ・フェットも登場。

帝国相手にも反骨を貫いたりカッコイイ所もあるんだけど、相変わらず時々マヌケ。


adidas original × STAR WARS』シリーズはどれもなかなか良い出来。






「ストームトルーパー」のスタジャン欲しいけど高い…orz
[ 2010/09/10 19:02 ] マンガ紹介 | TB(0) | CM(1)

このアメコミシリーズ、ダーク・エンパイアI・IIまでは翻訳されたんですが、ダーク・エンパイアIIIにあたるクローン皇帝との決着編、エンパイアズ・エンドはいまだに未翻訳のままですね。
アメリカではさらにクリムゾン・エンパイアI・IIと続き、そこで止まっていましたがクリムゾン・エンパイアIII:エンパイア・ロストがようやく登場しました。
[ 2012/04/26 00:36 ] [ 編集 ]

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