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羽海野チカ 『3月のライオン』 

『あしたのジョー』以来、永らく少年マガジン誌でボクシングマンガ連載がタブーとされたのは有名な話。

将棋マンガにも『月下の棋士』という大きなカベがあるが、これはまさに能條純一とは対極にある将棋マンガ。
羽海野チカ『3月のライオン』


3月のライオン 1-5巻セット
「一生かかってでも 僕は 君に 恩を返すよ」

天涯孤独な若き棋士、「桐山 零(きりやま れい)」が将棋や日常生活を通して他人にふれ、成長していく物語。

まずは何と言ってもキャラクターが良すぎて「可愛さ」だけでグイグイ引っ張られる。ご近所の川本3姉妹もそうだが、川本家のネコがたまらん。隙あらば物語の端々にネコの可愛いシーンが盛り込まれ、作者のネコ好き加減がひしひしと伝わってくることうけあい。


しかし作中の将棋の対局シーンはうって変わって難解!対局の内容を理解しなくてもストーリーは把握できるので読むのに問題はないのだが、将棋素人の文系脳にはなかなかついていけない。本職のプロ棋士が監修しているということでひとつずつ追っていけば「なるほど!」となるようにちゃんと作られているのだが…

そもそも暗算めいた脳内シミュレーションが苦手な自分。詰め将棋をパッと見てスラスラ解ける「プロ棋士」とはいったいどういう脳ミソしてるんだろう。麻雀なら配牌という「運」が入り込む余地があるので素人でも勝てる可能性があるが、これを読むと将棋はまったく勝てる気がしない

ともあれ非常に面白いので次巻発売が楽しみである。
ヤングアニマル編集部 ~断罪編~

「送り仮名の間違い」や「ら抜き表現」は日常でもよく使われるし、意図的に演出として使うのも有効だろうから細かいことは言わない。誤植

しかし意味が通らなくなるような「日本語の間違い」は編集者が気付いて修正するべき。


3月のライオン誤

上のコマはかつて零が内弟子として引き取られていた香田家の長女「香子(きょうこ)」に川本家との親しい近所付き合いを揶揄されるシーン。
自分より将棋の強い零に父親を奪われたという憎しみからすでに家を出た零に辛辣なイヤミを言うのだが、面倒見のいい川本家に拾われた零をなじるなら正しくは「とり入ったんでしょ」じゃないだろうか。




ついでに言えば『拳闘暗黒伝セスタス』15巻のこのコマも日本語が変。
セスタス誤
「御身の安全は保障いたしかねませんよ」

敵対国家の大使がスパイ工作を行っている証拠を押さえるため、部下に全関節を脱臼させるよう指示しておきながら白々しくも心配するふりをするシーン。

「~できない」という意味を打ち消して、「安全を保障できない…わけではない」という意味不明な言い方になっており、あとに続くセリフにも繋がらない。


うん、もうちょっと頑張れヤングアニマル。
[ 2011/06/17 00:42 ] マンガ紹介 | TB(0) | CM(0)

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