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岡野玲子/夢枕獏 『陰陽師 玉手匣(1)』 

もう続編の余地はなさそうな、劇的にして超難解なラストを迎えた『陰陽師』にまさかの後日談。完全にノーチェックだったので店頭で発見して驚愕した。

 『陰陽師 玉手匣(1)

前作で「小さいひと」と呼ばれていた晴明と真葛の子が成長してヤンチャ盛りのいたずら坊主に。
愛らしい顔をしているが、この歳にして陰陽道と密教に精通する変態である。

陰陽師 玉手匣


大地と結ばれた晴明が現世に生身で甦る過程と、そこで出会う宿業の男「暗闇丸」を描く第1巻。

このシリーズでは陰陽師・安倍晴明が完成するまでをストイックに描ききった本編とは違って一切ペン入れされておらず、終始ほんわかとした柔らかいタッチの絵柄。
真葛とマキモノのやりとりでエピソードが進んでいくのでギャグっぽく軽いノリなのでそれほど違和感はないが、やっぱり気が入っていない感じで「ぐむぅ」と唸らせる迫力には欠けるかも。しかし鉛筆書きでこの完成度というのも技術的には凄まじいものがある。

それでいて内容は相変わらずハード。特に後半は「平安京密教観光案内」とでもいうべきウンチクの嵐。個人的には初期『陰陽師』であったような晴明・博雅の名コンビで京でおきる怪異を見届けたり解決していくような緩くて簡単なエピソードをいくつかやってくれるだけで充分なのだが、そこは夢枕獏。本作もタダで済むとは思えないので、引き続き読むために覚悟が必要なシリーズである。
[ 2012/01/28 14:59 ] マンガ紹介 | TB(0) | CM(0)

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