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ホドロフスキーのサイコマジック・ストーリー 

久しぶりに映画DVDを借りてきて視聴。以前から気になっていたアレだ。


『ホドロフスキーのサイコマジック・ストーリー(楽天ブックス)』


アレハンドロ・ホドロフスキー原作の工ログロ作品だが監督はホドロフスキーではない。サディストの恋人に依存し中絶させられ傷付いた女性が主治医の勧めで民間療法を施術する叔母から治療を受けるが、彼氏が追いかけてきてグチャグチャになるという物語。製作は2012年。

製作国がイタリアだからというわけでもないだろうが、ひたすら男女がケンカと仲直りHを繰り返す展開。傷付くたびに女は病んでいくが、男は女を手放すことが出来ない。そんな共依存状態を見せつけられるこちらは「もうオマエラ好きにしろよ」という感じ。

ただ女が自罰的になった原因でもある過去の魔術的トラウマと、堕胎のトラウマを昇華する民間療法(儀式)は丁寧にわかりやすく描かれていたと思う。

・・・しかしカメラワークも音楽もホドロフスキーをリスペクトして雰囲気を出そうと頑張っているのはわかるが、目新しさというものがまったく感じられず、21世紀の映画としては工ロとしてもグロとしても、そして狂気の程度も中途半端な印象。

おそらくホドロフスキーが監修しているであろうメンタルケアの儀式のシーンは民俗学的な興味をそそるものではあるが、この作品においてはそれ以上でもそれ以下でもない。
まあ90分の尺なので元々の原作も短編なのだろうが、ホドロフスキー映画と聞いて視聴者が期待するような世界観の広がりやバックボーンを感じさせる描写の深さは無い。



女性の性と狂気と精神を描いた作品なら2009年製作の『アンチクライスト』がある。練られたシナリオと象徴的な描写の深さではこちらのほうが良く出来ているし、カウンセラーである夫の現代的で冷静な視点が入るため妻の狂気がより際立っている。
まあ予算の時点で段違いなんだろうけど、あえて観比べてみるのも面白いかも。


アンチクライスト [ ウィレム・デフォー ]
[ 2015/03/07 11:26 ] 映画・アニメ感想 | TB(0) | CM(0)

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