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萩尾望都 『残酷な神が支配する』 

正直なところ健全な男性諸氏が読むべきマンガではないのですが、この世の別側面として見た場合は内的世界の広がりを感じます。そんな萩尾望都『残酷な神が支配する』

(←文庫版 全10巻)
「奪うことを愛というんだ」
「手に入れること 望みが叶うことを愛というんだ」
(作中より)

さて「トーマの心臓」でボーイズラブの礎を築いた作者が向かった先は一体なんだったのか?
そのひとつの回答がこのサイコ・サスペンス。

米国・ボストンに母と2人で暮らす少年ジェルミ・バトラーは母の再婚相手であるイギリス紳士、グレッグ・ローランドの巧みな罠にかかり毎夜セックスを強要される…と、ここまで読んでゲンナリする人も多いでしょうが不思議とストーリーの上手さに引きずられてついつい読んでしまう作品です。

萩尾望都はもともと謎解き形式のストーリー立てを得意としているようで、冒頭にまずジェルミの復讐を描きそこから時間を遡って彼の身に起こったことを追っていきます。

この作品は大きく前半の復讐編と後半の回復編に分けることができます。前半はグレッグの犯罪とジェルミによる復讐ですが、後半はもう本当にセラピー漫画といって然るべき。

性的暴力にさらされた少年が薬物と売春に溺れていくのを義理の兄であるイアン・ローランドが救おうとし、逆にジェルミの混乱に巻き込まれていきます。親の仇でありながら見捨てることができない、そんなジェルミの誘惑にかられて自分も一線を超えてしまうイアン…。
一応言っておきますが今まで名前を出したキャラクターは全てです。

同性愛という側面はともかく、後半はジェルミが立ち直るための過程ですからそれこそ並大抵の道程ではありません。
萩尾望都の他作品でもよく見受けられますが、作者は人間の精神構造についてかなりの興味を持っており、一見不可解なジェルミの行動もどこかで帰結しているよう読者に感じさせるのはその勉強の成果だと思います。
とはいえ後半では作者もジェルミを回復させるのに相当手間取ったような印象があります。当たり前ですがこのジェルミ、グレッグの歪んだ愛による調教が後々まで尾を引き、愛そのものに拒絶を示し、全然素直になれないのです。
ホントにホントのキワのキワまで行かないとイアンにも素直になれない。そういう意味ではかなり強度のツンデレ(?)強化人間かも。


この精神構造への興味をさらに一歩進めた興味深い作品もありますが、それはまた次の機会に。

[ 2007/12/10 11:16 ] マンガ紹介 | TB(0) | CM(2)

296エロマッサージの件

85最近女にするエロマッサージってあるんだねw仕事にしたいから修行で亀仙人のじっちゃんとこイッテくるwwwwww
⇒ http://raki-sta.net/t/
[ 2007/12/11 12:58 ] [ 編集 ]

素敵ですね

222匠クリリン様、コメントありがとうございます。
武天老師は2回死にました。
[ 2007/12/11 19:07 ] [ 編集 ]

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