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岩明均 『ヒストリエ』 

いま個人的に西洋古代史が熱い。…といっても高校まで社会科は日本史を選択しまくったおかげでヨーロッパの歴史的背景だの宗教観だのには疎いんですが、それゆえに新鮮味をもって味わうことが出来るのかもしれません。
『寄生獣』でその地位を揺るぎないものにした鬼才岩明均のセンスが光る、アフタヌーン誌に連載中のいま絶対に間違いの無いマンガ、それが『ヒストリエ』



遊牧民族スキタイは 世界で最も勇猛で 誇り高く・・・・・・ 
そして 残忍である
(作中より)

のちにアレクサンドロス大王の側近となる主人公エウメネスの波乱の生涯を描く歴史知略ロマン。そんなジャンルがあるかどうかはさておき、そんな話です。

若くしてギリシアの高い教養を身に付けたエウメネスは数奇な運命のもとに身分を落とし、次々と訪れる様々な困難を類まれなその能力で切り抜けていく…。


月刊誌連載で、しかもアシスタントなしで描いているらしいので連載ペースは極めて遅く、単行本はなかなか出ません。今月号(2008年2月号)も背景はペンが入ってませんでした…。なのでこれ以上筋書きを説明するとネタバレになるので書きたくても書けない。

というわけでストーリーではなく「面白さ」の質について。これはもう『ジョジョの奇妙な冒険』に通ずる知略そのものが見所です。ここで云う知略は『デスノート』のような頭脳戦とは違います。推理やミステリー要素に面白さを求めるのではなく、襲い来る困難な状況を奇想天外なアイディアで突破する点がスゴイのです。

もちろんエウメネスは波紋もスタンドも使いませんが、「裏をかく・盲点をつく」という才に秀で、読者を興味の渦に引き込んでいきます。下手に絵が巧すぎることのない岩明均の人物描写もマンガならではの迫力を効果的に出しています。

いま連載中のマンガのなかでもかなり期待できるマンガのひとつです。
是非お試しあれ。


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[ 2008/01/16 02:48 ] マンガ紹介 | TB(0) | CM(0)

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