スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

浅野いにお 『おやすみプンプン』 

当レビュー2度目の登場となる浅野いにおの野心作(?)、『おやすみプンプン』の2巻を買ったのでレビューしてみる。

 ←至福の1巻と地獄の2巻。

脳が!! オチンコから脳が飛び出た!!(作中より)

…いや、もうちょっと気の利いたセリフを作中から抜き出せよ、と自分でもちょっと思いましたが、これが国語試験での「要約問題」での設問であればこの解答でOKだと信じています。筆者の言わんとする所、その要髄はこの一点に尽きる。

余談になりますが早くからストラップ付きの2巻が出ることは知っていたのですが、アマゾンで入荷連絡待ちに登録しておいたにもかかわらず通常版が出てからも一向に限定版入荷連絡が来ない。しかし個人出品ではプレミア付けて売られていたり、書店でも即完売続出。
我慢できずに通常版を買った直後にアマゾンからの入荷連絡です。畜生、嫌がらせか。

作品についてですが、まず主人公のディティールがよくわからない。いや冗談抜きで落書きっぽいトリ(?)みたいな形状。それもかなり記号化されたフォルム。名前だってプン山プンプン…。
そんな小学生プンプンの日常と初恋を描くラブコメ。しかしギャグの合間合間に挿入された「大学生感覚の毒と風刺」が絶妙のスパイスになっていて、それがけっこうクセになる。どうにも完結まで目が離せないマンガでいい年して期待でソワソワしてます♪


ある日自分のクラスに転入してきた女の子「愛子ちゃん」に一目惚れしたプンプンは、なんとか愛子ちゃんに好かれたいと思いますがそこは小学生の男の子。どうすべきかもわからずにジタバタするばかり。
小学生ならではのシンプルな感覚で2人は接近しますが、そこにお互いの家庭の事情が影を落とす…。

とまあこんな感じの導入部分なんですが、やろうと思えばヘヴィに描くことのできるであろう「家庭の事情」もサラリとした絵柄と軽快なテンポで深刻な方向には行かないので安心して読めます。
元々浅野いにおは『虹ヶ原ホログラフ』のような救いのない話も描く作家ですので、あれはあれで一度ドロドロしたものを思い切り吐き出したのも良かったんだと思います。

本筋は勿論のこと、サブキャラ自体も相当面白い出来でして、神様・校長・教頭・担任などはもう明らかに作者の趣味としかいいようがないくらいイカレていて最高です。
また「放課後の小学生男子」の姿を描く視点は松本大洋級の巧さだと思います。オススメ!
[ 2008/01/17 14:59 ] マンガ紹介 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://oldskool.blog38.fc2.com/tb.php/48-2095a98f













上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。