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黒田洋介 『無限のリヴァイアス』 

数年前、オーラル学園メンバーで「たまにはオタク・コンテンツも履修しとこうぜ」という企画で鑑賞したアニメがありました。それがサンライズ『無限のリヴァイアス』でした。

 ←未完に終わった小説版・・・

いい大人が夜な夜な集合してとっくに旬も過ぎているロボット・アニメを鑑賞するという、いつ部屋が圧壊してもおかしくない状況で最後まで駆け抜けました。しかし事前情報をシャットアウトして前評判も知らずに観たにしてはかなりのヒット。今でもうっかり思い出しては思いを馳せてしまうウェッティーな名言・珍行動はその後の我々に大きな影を落としています。シナリオは現在ガンダムOOを担当している黒田洋介


突然の太陽フレアによって地球の南半球は壊滅し、太陽系の南半分がプラズマの雲(ゲドゥルトの海)に覆われるという大災厄(ゲドゥルト・フェノメーン)を経て、なお人類は生き残り宇宙へと進出を果たした未来。

大災厄から数十年後、衛星軌道上の航宙士訓練施設(リーベ・デルタ)は何者かの襲撃を受けゲドゥルトの海へ沈むがリーベ・デルタ内に隠されていた謎の宇宙船「黒のリヴァイアス」がそこに避難した少年少女487人を乗せ突如起動、リヴァイアスはなぜか救助に来たはずの軌道保安庁からも攻撃を受ける。少年少女はやむなく自力で操艦してこれと戦いながら生存のための逃亡を図るが、大人がいない閉鎖環境におかれた少年少女たちの秩序は徐々に乱れ、崩壊していく・・・。



映画などではpopularなジャンルといえる閉鎖空間サスペンス(?)ですが、ロボットアニメで、しかも大人がいないという最高のステージを構築したスタッフに私は賛辞を惜しまない♪
この状況で小学校の運動会のように全員仲良く手を繋いでのゴールは有り得ません。よく小説『蠅の王』と比較されますが、あっちは野郎ばっかりの無人島生活。こっちは男女混合の共同生活。痺れるぜ!

物語は小説版の表紙に描かれている幼馴染3人組(男2人は兄弟)がメイン・・・といえばメインかな?登場人物が多く、それぞれ何か抱えていたり案外たいしたことなかったりでエピソードは盛り沢山。
このアニメでの閉鎖環境は人間社会の縮図みたいな側面がありまして。そこがまたミドコロなんです。理性による統治を掲げる者、暴力が支配する現実、分業制から来る差別意識、不安と恐怖が生む宗教などなど。

小説版では登場人物の多さを生かして(?)それぞれの視点で描くという試みがなされており、初代ガンダムの小説版よろしく若干の性描写があります。ウヒョー!(といっても大したことはないですが)

とにかく小説版をわざわざヤフオクで落札してまで読ませる引力は侮れない。加えてキャラクターデザインはガンダムSEEDシリーズで多くの支持を得た平井久司。いい場面に限って作画崩壊するというジレンマはあるものの、ファンならずとも押さえておいて損のない作品です。
ちなみにサンライズのアニメにストリートカルチャーを持ち込もうとした先駆け的な作品でもありますが、そのサウンド・ファッションともに間違ったセンスが光る。そういう意味でも必見である。

 ←しかしサウンドリニューアル版DVDまで出るとは思わなかった。


※お・ま・け
リヴァイアス

当時、勢いで入手したファイナ・S・篠崎嬢のセル画。ついさっきまで押入れで過去になってた


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[ 2008/01/31 22:08 ] 旧校舎 文芸部室 | TB(0) | CM(0)

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