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福島聡 『機動旅団八福神』 

今日紹介するのは擬音語の達人、福島聡の『機動旅団八福神』(月刊ビーム誌にて連載中)。

←最新刊(6巻)
ひとつ確かなことがある

  「錯覚だ」

命をかけた戦いは愉しかったということだ
(作中より)
一頃はうたたねひろゆきが「筆圧の魔術師」と一部で称されたりしてましたが、多様化しすぎた今日の漫画業界でそんな枕詞がつくような作家は一握り。福島聡はそんな作家。

この作品での擬音語たるや、リアルの極地。いや、リアルかどうかは主観によって異論があろうとも、その切り口が新鮮であることには疑いはない。

たとえばバナナを食べる音を福島はこう表現する →「もまもま」
ガラスにボールを投げつけて割った音 →「ダギッ」
病室の床に倒れこむ音 →「バチュン」
屋内をゴム長で走る音 →「バキュバキュバキュ」


「擬態語」においては「ジョジョの奇妙な冒険」(例:ドドドドドドドド)の荒木飛呂彦や「エイケン」(例:ヌルハチッ)の松山せいじといった強者がいますが、擬音語となると意外と開拓者は見当たらない。

「ジョジョの奇妙な冒険」大人買いセット

「エイケン」

福島聡の用いる新しい擬音はそれまでの発想の停滞・固定観念を打破しうる、故・手塚治虫による静寂を表す擬態語「シーン」の発明に続く画期的なものだと思います。
特にマンガ愛読歴の長い、マンガを読みなれた世代にはIT革命級のインパクトを保証します。

ストーリーの舞台は日米安保が破棄され中国の占領下に置かれた日本。自衛隊とは異なる軍事組織「環東軍」に身を投じた普通の学生が体験する新時代の戦争。敵はアメリカか中国か、それとも…?

月刊誌なので待ってもなかなか単行本が出ませんが、それでも一読の価値はある作品です。


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[ 2007/11/10 16:07 ] マンガ紹介 | TB(0) | CM(0)

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