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飯島市朗 『トルコ星座の男たち』 

こと「発掘」に関しては盟友ブロッケンに絶対の信を置く聖☆オーラル学園メンバーだが、これこそはその功績の中でも特に称えられるべき作品、根本敬作品と同じく学園内に鎮座するモノリスに他ならない。

つげ義春の短編『噂の武士』に次のようなくだりがある。

「世の中には一流以上の腕を持っていても
 なおめぐまれず無名の剣豪がいるものじゃ」


ここで紹介する飯島市朗こそはその典型、『トルコ星座の男たち』はさしずめ無銘の業物といったところであろうか。

toruko01

この圧倒的存在感の前には最早いかなる麗句も無力である。伊藤(仮)が敢えて拙文を弄さずとも、この雄弁な表紙が今これを読んでいる貴方との完全なシンパシーを約束してくれるのである。
マンガを愛する人間なら、本書さえ読めばもういつガンジスに流されても構わないというくらいの満足感を得ることは確実。これを読まずに世を去るのは一種の不幸と考えてもらって差し支えない。

火山灰に埋もれたポンペイ市のように堆積した時間の層から掘り起こされた神秘──それがこのマンガであり、我々現代日本人に唯一残され与えられた思索のフロンティアなのである。

この『トルコ星座の男たち』、表現形態はマンガである。劇画であり、エロであり、バイオレンスである。しかし作者の余りある個性が軽くその範疇を超越した結果、無名の剣豪はポンペイ市と運命を同じくしたのである。ちなみに裏表紙はこの通り。

toruko02

他者の画風を積極的に取り入れる柔軟性をもつわりには既存の表現方法など意に介さぬ独特の擬態語・擬音語・よがり声(例:「ちゃあちゃあちゃあ」・「おんっ」・「液出!」)が読者の神経を一話目から侵す。そして飯島作品の肝ともいえるのが深遠なるテーマ尋常ならぬカタルシスである。

この作品に触れた者は『無理を通せば道理が引っ込む』という言葉が飯島氏のためにあると疑わぬであろう。各話のラストでは超難解なモノローグでもって急転直下の大団円を演じるわけだが、その勢いに一介の読者が異論をはさむ隙など一切ないのだ。

その圧倒的カタルシスは身を以って知る以外にない。一般にはなかなか流通していない作品ながら、確かブロッケンはまんだらけで発掘したはずなのでまんだらけに立ち寄った際には実際に手に取ってその引力を確かめて頂きたい。

最後に私、伊藤(仮)のお気に入りのシーンを。

koukisin
ファースト・コンタクトにも全く動じない主人公・・・!! 液出!


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[ 2008/03/12 04:10 ] マンガ紹介 | TB(0) | CM(4)

まったく宇宙の神秘ってやつはありがたいね・・・

情念のままに、漫画を描く事の素晴らしさを改めて教えてくれた偉大なる逸品。
一時期本気で仏壇に飾る事すら考えちゃった。
保存用にもう一冊欲しいv-238

昨年の夏は市朗に始まり市朗で終わったと言っても過言ではない・・・

[ 2008/03/12 09:23 ] [ 編集 ]

ラキ☆スタ発トルコ星座行き

ラキ☆スタとナウシカと飯島市朗を同じ分娩台に叩き乗せて、冷静かつ無理矢理に帝王切開を施す氏の、その痛快なまでのヤブ医者ぶり(これは最大級の賛辞である)に私はいつもながら勇気付けられるのである。

迷い無きその評論の光は、頭上でまたたく導き星のようにどちらに進むべきかを正確に指し示す。しかもその先に必ずしも安息の地がない点、ここがニクい。飴と鞭の配分に一切の狂い無し。

20世紀最大のインチキ聖書『トルコ星座の男達』が、そんな伊藤(仮)の最高のレコメンド・ガイドによってより多くの迷えるサブカル仔羊のもとへ届けられる事を切に望む次第である。

読んだが最後ニュータイプ化必至、である。液出!!!!






[ 2008/03/12 13:13 ] [ 編集 ]

好奇心です!

これだけヒュージなマテリアルを目の前にするといかに自分の語彙が貧弱であるか 痛淫 痛感するネv-238

しかし自分なりに最大限アニマルテクニックを駆使してリスペクトを文章化したつもりだ。

来世・・・なんていう世界があるんなら また逢おうぜ
[ 2008/03/12 17:09 ] [ 編集 ]

オペしましょう

ドリルが役に立つのは工事現場だけだ。
勃っても役に勃たんだろ、ソレ。

舞い上がってるトコ悪いがここだけの話、お前バカにされてるんだぜv-238
学びやがれ。
[ 2008/03/18 22:25 ] [ 編集 ]

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