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浅田寅ヲ 『すべてがFになる』 

森博嗣原作のミステリー小説のコミカライズ作品。アニメをマンガ化すると劣化コピーが出来上がり、ましてフィルムコミックなど鑑賞に堪えず徒に本屋の棚を埋め尽くすのみ。
しかし小説には元のヴィジュアルイメージがないので作画のウデ次第で名作となり得ます。
『すべてがFになる』は伊藤(仮)が信頼を置く浅田虎ヲが作画を担当。間違いない。


「まやかしこそ人間性の追求なんだ」(作中より)

ハッキリ言って超理系なミステリーにつき、犯罪のトリック自体は文系の伊藤(仮)には難しすぎました。工学部助教授の「犀川創平」とその教え子「西之園萌絵」が数々の犯罪トリックの解明に挑む・・・というシリーズのようですが、コレを読んでしまうと原作小説はさらに難しそうで手が出ません。

ソッチ方面には疎いので説明もままなりませんが、コレ読んで「なるほど!」と思う人がいるかと思うと世の中って不思議です。2進法のコンピュータに対し、プログラマーは4桁ずつ16進法を用いる(らしいです)が、そのプログラマーだって10進法の人間だろうに・・・と思うあたりが自分の限界です。

要するに異なる言語・文法で表記されたようなミステリー。謎解き以前の問題

しかし物語の随所に現れる犀川流の現実の捉え方に伊藤(仮)がエレクトする部分があります。先の「まやかしこそ~」もそのひとつ。
感情を律する分野で発せられたひとつの結論が何故こうも芯をとらえたよう読者たる自分に響くのか。そこに何かしらの真理を読み取らずにはいられません。もちろん作品がフィクションであることは承知の上で、です。

また萌絵の「現実って何でしょう・・・・・・」という問いに対する犀川の回答は小池桂一の「ウルトラヘヴン」に通ずるものとして非常に興味深いです。


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[ 2008/03/18 20:18 ] マンガ紹介 | TB(0) | CM(0)

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